陸上競技部

DATE:2023.04.26陸上競技部

小山が大学初戦でPB 鈴木はトラックレース復帰

第304回日本体育大学長距離競技会 兼 第1回NCGが4月22・23日に行われ、二日目となる23日は5000mに5人が出場した。金谷紘大(政3)と駒大入学後初レースの小山翔也(経1)が自己ベストを更新。鈴木芽吹(営4)は1年9か月ぶりのトラックレースとなった。結果とインタビューは以下の通り。

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大学初レースとなった小山(撮影:中西真雪)

◆男子5000m16組目
順位 名前 タイム
13着 金谷紘大 14分02秒33 ★PB
◆男子5000m17組目
順位 名前 タイム
9着 小山翔也 13分53秒25 ★PB
25着 帰山侑大 14分13秒47
26着 安原海晴 14分14秒87
◆NCG 男子5000m
順位 名前 タイム
12着 鈴木芽吹 13分46秒12

◆戦評

<男子5000m16組目>
大きな集団の中ほどでレースをスタートした金谷は、位置を変えずに順調に進めていく。残り3周過ぎ、集団のペースが上がると徐々に離れてしまい、単独走に。ラスト1周の鐘でペースを上げるが、目標の13分台には惜しくも3秒届かず、ゴール後は地面を叩き悔しさをにじませた。

<男子5000m17組目>
スタートから集団の先頭で留学生が引っ張る中、安原、小山、帰山の順で集団の中ほどでレースを進める。小山は残り4周で前に出て先頭集団に食らいつき、第2集団先頭の9着でゴール。安原は徐々に順位を落とし、最後は苦しい表情に。ラストは帰山にかわされ、帰山が25着、安原が26着でフィニッシュとなった。

<NCG 男子5000m>
鈴木はスタート直後先頭に立ち集団を引っ張るが、すぐに留学生に先頭を譲る。その後も集団の前方でレースを進めていくが、残り3周を過ぎ周りのペースが上がるとついていけず。先頭集団からは遅れをとったまま、12着でゴールした。

◆金谷紘大

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(撮影:横田瑞歩)

――今日の調子は
「今までで1番良い状態でこれていた。練習でも13分台が出るかなという感覚があった」

――今日の目標は
「13分台を狙っていたので、すごい悔しい気持ち」

――今日のレースプランは
「ラスト切り替える自信はあったので、そこまででどこまで粘れるか、ということを考えていた。やっぱり4000m過ぎに集団から離れてしまったのが、2、3秒届かなかった要因だと思う」

――今日の走りを振り返って
「4000m過ぎからスタミナ不足でペースを落としてしまった。スタミナの部分が足りないと思ったので、強化していきたいと思う」

――今シーズンの目標は
「今回5000mの自己ベストは出せたが、13分台を目標にしているので、それを達成すること。10000mも28分台は出していきたい。後半シーズンはそのタイムを出しながら、駅伝メンバーに絡んでいけたらと思う」

◆小山翔也

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(撮影:横田瑞歩)

――今日の目標は
「自己ベスト更新とタイムとしては13分40秒台を出すということ」

――レースプランは
「焦らずに集団の中盤で走って力を溜める。3000mまでは落ち着いて走って、3000m+2000mというイメージで走るというプラン」

――今日の走りを振り返って
「3000mまではゆとりを持って走ることができたが、その後に先頭集団から離れてしまった。そこが自分の弱さというか、粘って積極的に行くことができなかったのが、反省点だと思う」

―大学の練習はどうか
「入寮してから1ヶ月以上経って、だいぶ練習面も生活面も慣れてきた。でもまだまだ練習の方はいっぱいいっぱいで(笑)きついので、最低限の練習はできているというところ」

――今年度の目標は
「まずは5000m、13分30秒台を出すこと。あとは三大駅伝に絡めるように、出走できるようにというところが目標」

◆帰山侑大

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(撮影:横田瑞歩)

――レースを振り返って
「目標は13分台だったが、正直調子が悪く、走る前からあまりいい状態ではなかった。その状況の中でどれだけ頑張れるかという思いで走った」

――レースプランは
「2年生になったので、前の方で積極的にレース展開できればよかったが、力及ばず前に出ることができなかった。最終的にはそのまま落ちてしまった。本来であれば、前の方でレースを展開してラストスパートをかけることが理想的だった。今回は仕方がない」

――反省点
「消極的で悔しいレースになった。まだまだ、練習不足だと感じた。今の力がわかったので、次に生かしたい」

◆鈴木芽吹

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撮影:長原悠一郎(政3)※応援に来ていた長原選手が当部のカメラで撮影いたしました!


――今日の目標は
「最低限13分30秒台はいきたかったという感じ」

――今日の調子は
「あまり良くはなかったが、ちゃんと走れば目標くらいにはいけるかなという感じがあった」

――試合を振り返って
「(1000mのラップタイム)2分45秒のペースが限界で、それ以上上げられなかったので、最初から余裕がなく、目標は達成できなかった」

――久々のトラックレース(2021年7月10日のホクレン・ディスタンスチャレンジ2021 網走大会以来)となったが
「実際トラックでの練習はしてるので、その感覚自体が鈍っていたとかはない。でもやっぱり緊張は結構した」

――今年度の目標は
「個人としては、全然調子が上がっていないので、もう少し走れるようにして、夏合宿をしっかりやって、三大駅伝3冠を取る」

(執筆者:宮澤希々、中西真雪)

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