陸上競技部

DATE:2023.06.14陸上競技部

6人が自己ベスト更新! ー第306回日体大記録会(前編)

第306回日本体育大学長距離競技会が6月10日に行われ、駒大からは11人が出場した。新谷倖生(歴1)の自己ベスト更新から始まり、6人が自己ベストを更新。
結果、インタビューは以下の通り。
(今回は11組から14組までを掲載。15組は後編へ)

結果

◆男子5000m 11組
名前 タイム
新谷倖生 14:16.98 ☆自己ベスト
◆男子5000m 12組
名前 タイム
大和田貴治(地2) 14:19.08 ☆自己ベスト
小松聖(政1) 14:39.38
◆男子5000m 13組
名前 タイム
山口真玄(地2) 14:10.65 ☆自己ベスト
島子公佑(営1) 14:40.17
◆男子5000m 14組
名前 タイム
亘理魁(地3) 14:23.61
植阪嶺児(経1) 14:50.19

戦評

11組

新谷はスタート直後は集団後方に位置するが、徐々に追い上げていき集団の中ほどへ。中盤になり集団が小さくなる中、先頭集団に食らいつき集団の後方につける。残り2周でスピードを上げ、集団の前方まで追い上げると、ラストは組2着でゴール。自己記録を約10秒更新した。

12組

大和田、小松共に集団の中ほどで周回を重ねていくが、中盤に入り小松が後退。大和田はその後も先頭集団に何とか食らいついていたが、残り2周で後退し始める。大和田は先頭からは離れてしまったが、最後は粘り切り自己ベストを更新。小松はその後も苦しい表情を浮かべながら後方を走り続け、レースを終えた。

13組

序盤は山口、島子共に集団の中盤でレースを進める。山口は後方に形成された集団につき、終盤にはマネージャーから「(14分)一桁出るぞ」と声を掛けられる場面もあった。最後はスパートをかけるも14分10秒でゴールし、14分一桁台にはあと一歩届かなかず。一方島子は残り6周を切ったところで後退し、そのままフィニッシュとなった。

14組

序盤、亘理は先頭につき植阪は集団の後方に。4周目を過ぎ、集団がばらけると植阪は集団から引き離され始める。亘理も徐々に後退していき、最後は24着でゴール。植阪は35着でレースを終えた。

インタビュー

◆新谷倖生

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(撮影:宮澤希々)

ーー今日のレースプランは
「目標タイムを14分で出していた。同じようなタイムの人が集まってくると思っていたので、先頭でいきたいと思っていた。スタートで出遅れてしまったが、少しずつあげることができた」
ーー今日の調子は
「アップの時から調子が良く、体がよく動いていた」
ーー走りを振り返って
「スタートで遅れたがちょっとずつ集団をあげることができラストは切り替えて負けてしまったが勝負することができた」
ーー監督やコーチに言われたことは
「『レースが上手かった。次は13分を目指していこう』と言われた」
ーー次のレースに向けて
「もう一度、1から練習をして強くなって13分台を出したい」

◆大和田貴治

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ーー今日の調子は
「調子はいつもと同じで、良くもなく悪くもなかった」
ーー今日のレースプランは
「3000m以降きつくなると思ったので、最初はいい位置取りをして3000m以降上手く粘ってラスト切り替えるというレースプランだった」
ーー走りを振り返って
「3000m〜4000mは上手く粘れたが、ラスト1000mで体力が無くなってしまった。あげることも耐えることも出来ずに、そのまま落ちていく一方で不甲斐ないレースだったが、自己ベストで走ることができた」
ーー監督やコーチから言われたことは
「自分は距離走の練習があまりできていなかったが、スピード練習はできていた。距離の練習をしっかりやって次に繋げようと言われた」

◆山口真玄

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ーー今日の調子は
「最近の練習は、良くもなく、悪くもなくという感じ。前回の日体大記録会の記録がかなり悪かったので、それを払拭しようという思いで今回の記録会に臨んだ。自己ベストではあるが、後味の悪いレースになってしまった」
ーー今日の目標、レースプランは
「前回は消極的なレースになってしまった。今回は先頭集団についていき、あわよくば13分台というところを狙っていたが、後半3000m以降の粘りが足りず、14分10秒かかってしまった」
ーー走りを振り返って
「もっと軽々とスピードを出せる体を作っていかなければいけないと今回のレースで思った。今回できた課題を次の練習に活かしていければと思う」
ーー監督、コーチからは何か言われたか
「走った後、後半の上がりが足りないというところ。コーチから見ていても、自分の中でも一致した課題があったので、そこを練習のなかで克服していければと思う」
ーー自己ベストを更新して
「もっといいタイムが出る練習はできている。自分の体を知って、ピークの合わせ方などを勉強し、今後のレースに活かしていきたい」
ーー今後の目標は
「今後は9月にハーフマラソンを走る予定。5000mだけでなく、スタミナをつけて箱根につながるハーフマラソンで記録を狙っていきたい」

執筆者:大塩希美・宮澤希々

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