バスケットボール部

DATE:2023.06.08バスケットボール部

新人戦初戦快勝!「1・2年生だとは思えないほど良かった」

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高い機動力を持つ朝日(撮影:中西真雪)
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ガードながら186cmの身長がある本家

第63回関東大学バスケットボール新人戦の初戦、国際武道大戦が6月7日に大田区総合体育館で行われた。
結果と戦評、インタビューは以下の通り。

〇駒大 88-65 国際武道大●
1Q 24-15
2Q 18-15
3Q 24-16
4Q 22-19
スターティングメンバー
G #29 本家灯(心1)
PG #12 野口竜真(法2)
SF #8 中島駿介(営2)
PF #2 朝日海安(G2)
PF #20 古島輝(経2)

1、2年生のみでチームが構成される新人戦の初戦の相手は国際武道大。

Aチームで豊富な試合経験を積んでいるのは、2番朝日海安(G2)と20番古島輝(経2)のみとなり、非常にフレッシュなチーム編成で試合に臨んだ。第1Qは20番古島がゴール下を起点に得点を量産。12番野口竜真(法2)もミドルから続けざまにシュートを決めるなど活躍した。第2Qは相手のミドル~スリーポイントシュートがよく決まり、点差を詰められる場面も。終盤は2番朝日が機動力を生かしたプレイで得点を積み重ねた。第3Qは20番古島、99番櫻田睦人(商1)、15番根本然(営1)がスリーポイントシュートを沈め、点差を引き離しにかかる。第4Qは流れそのまま23番内山遥樹(営1)が活躍。1年生では最多得点を記録した。

インタビュー

◆松本大地学生コーチ

――今日の試合を振り返って
「1、2年生にしては良かった。1試合目にしては良かった」

――ファールが多かったように見えたが
「ガードが29番本家灯(心1)15番根本然(営1)主体でやっているが、今日はあまり良くなかった。ファールもかさんでいたし、プレイ自体も良くなくて、次戦、自分たちより(身長が)高いチームなので、より厳しくなると思う」

――オフェンス面で評価をするなら
「ハーフコートのバスケは、1、2年生とは思えないほど良かった。逆にアーリーシチュエーション(速い展開での攻撃)は良くなかった。そこで(もっていくべき)形をすぐに作ることができなくて、突っ込んでしまった。ファールをもらえたから良かった場面もあったが、ファールがもらえなかったら負けてる可能性もあった」

――ディフェンス面で評価をするなら
「リバウンドを相手に取られていた。相手がオフェンスリバウンドを取っている場面が多かった。あとは、カバーが遅くてボールばかりを見て、自分のマークマンを見失うことがあった。すぐに修正できる部分なので、修正して次戦頑張りたい」

――次戦の早大戦に向けて
「自分たちよりも大きいので、中でやられるのはしょうがない部分がある。そこをどれだけ削れるかというのが、鍵になってくる。早大の試合を見ている感じ、ドライブが多いので、そのドライブに対して、どこを捨てて、どこを守るかが大切。オフェンスは逆に今日みたいに中は攻められなくなるので、外からのシュートが多くなる。確率が大切になってくるかな」

◆ 本藤生蕗(政2)

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――今日の試合を振り返って
「全員で試合前に『中でやる』というのを話し合って意識していた。中に入れた後のハーフコートバスケは完成形に近いものができたので、とても良かったと思う。逆に点数を離せるところで離せなかったのが、今日の反省。こういうゲームをしていると次戦の早大戦は勝てなくなってくると思う。それは全員に『切り替えるように』と話した」

――新人戦は1、2年生のみのチームで、キャプテンを務めているが、経緯は
「みんなの推薦があって、キャプテンに決まった」

――キャプテンとして意識したことは
「自分も含めて大学に入ってから試合経験がない選手が多い。それをまとめ上げるために、自分から声を出してまとめるというのは意識した」

――普段の練習と新人戦に向けた1、2年生だけのチーム作りとがあると思うが
「このチームで練習したのは1ヶ月しかない。1ヶ月の中でチーム作りをしなくてはいけないのは、結構大変」

――足のテーピングは
「実は半月板のけがをしていて、最近1ヶ月くらい休んでいた。2週間前くらいに復帰したばかり」

――次戦早大戦となるが
「もちろん勝つことが目標。ただ今日と全然レベルが違うので、戦い方もまた別にやらなくてはいけない。その中で、アタックする意識というのは今日、全員が持っていたので、続けながら、ベースは『走る』という駒大らしいバスケができたら勝てると思っている」

◆内山 遥樹(政1)

――今日の試合を振り返って
「途中出場で、10分出て10点決められたので、得点の面では良かったと思う。逆にディフェンスの面では課題が出た」

――本人としてはもう少し出たいと感じていたか
「もう少し出たかった」

――3Pを決めた時はどんな気持ちだったか
「大学の公式戦で初めて3Pを決めたので、とても爽快だった」

――チーム内で目標とする選手はいるか
「本藤生蕗さん。ディフェンスもオフェンスもすごい。小学生の時から見てきた、憧れの選手」

――今後どのようにチームに貢献したいか
「明日の早大戦は途中出場で出ると思うので、良い時はもっといい流れに、悪い時はいい流れに変えられるような選手になりたい」

執筆者:中西真雪

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