卓球部

DATE:2024.07.01卓球部

木村飛翔が関東学生シングルス7位入賞!

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ラストイヤーで大活躍の木村(撮影・伊東俊翔)

関東学生卓球選手権・男子シングルスが6月24日から28日にかけて所沢市民体育館で行われた。木村飛翔(商4)がダブルス3位の好成績に続いてシングルスでもランク入りを果たす大活躍を見せ、7月4日から始まる大阪インカレに向けてチーム全体の仕上がりも好調だ。6回戦以降の結果は以下の通り。

関東学生シングルス
木村 飛翔 7位
白山 遼(経4) 6回戦進出
管 琉乃介(経2) 6回戦進出

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ダブルスで3位入賞した白山(撮影・伊東俊翔)

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更なる躍進に期待がかかる管(撮影・梅川岳飛)

木村 飛翔
ベスト16決定戦 3-2 飯村 悠太(明大)
ベスト8決定戦 4-0 髙橋 慶太(中大)
準々決勝 1-4 小林 広夢(日大)

ベスト16決定戦の相手は明大・飯村。24日に行われた同大会男子ダブルス準決勝で惜しくも敗れた強敵で、わずか3日での再戦に大きな注目が集まった。会場内のチーム駒澤が全員で見守るなかゲームカウント1-2から大逆転劇を見せ、見事ダブルスのリベンジを果たし、ランク入りを確定させた。

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悲願のシングルスランク入りを果たした(撮影・伊東俊翔)

ベスト8決定戦で中大のルーキー髙橋を破り、準々決勝へ進んだ木村。準々決勝の相手は日大・小林。ことしの全日本ダブルス王者という強敵だが、木村のベンチコーチには小林の愛工大名電高時代の後輩である丹羽良(商2)が入り、万全の体制で挑んだ。

第1ゲームから白熱した強打の打ち合いを見せ、互角の戦いに。わずかに木村がリードし、デュースを勝ち切り第1ゲームを先取した。続く第2ゲームは相手の猛攻を受け、開始から5ポイント連取される苦しい展開となる。さらに相手のネットインなどが重なりこのゲームを奪われ、勝負は振り出しに戻る。

第3・4ゲームも木村の鋭いカット打ちが決まるが、相手の強打に翻弄され押される展開に。そのまま惜しくもゲームを連取され、1-3と後がなくなる。

第5ゲームでは序盤からリードを見せ、木村のスーパープレーもあった。しかし威力のある相手の強打にその後も苦しみながら不運なネットインが重なり、このゲームを落として1-4で敗北した。(※相手は今大会優勝)

木村を含め4年生にとって最後の関東学生だったが、中橋敬人さん(23年卒)が準優勝した2019年以来のシングルスランク入りを果たすなど、大きな躍進があったことは間違いない。引退となる秋季リーグまで残り約2ヶ月、更なる期待に目が離せない。

インタビュー

――シングルスを振り返って
「大学4年間の目標であったシングルスでのランク入りを果たすことができてよかった。初戦から厳しい戦いになることは分かっていたので、ベンチコーチに入ってくれた丹羽君とも話し、最初から声を出して調子を上げていくことを意識して試合に入りました。
ランク決定戦の明治大の飯村君は同じ広島県出身でTリーガーでもあり、去年3回試合をして全て負けていたので、試合前から入念に対策をして試合に挑んだ。最後まで諦めずに相手に向かっていけたことが勝因でもあると思います。
準々決勝では第1シードでTリーガーの小林選手に負けてしまいましたが、今の自分のベストは出せたのでよかった。今大会は練習時間があまり取れないなかでしたが、優勝を目指して頑張ってこれたことがランク入りといった結果に繋がったので、来週のインカレではチームの勝利に貢献できるように頑張りたいです」

執筆者:伊東俊翔

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