硬式テニス部

DATE:2023.05.06硬式テニス部

春関4日目 惜敗もベスト16入り

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ポイントを決め吠える小高(左)と三角(右)(撮影・東海圭起)
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ボールを打ち込む山田(撮影・武藤亘輝)

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サーブを決める穴田(撮影・武藤亘輝)
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ポイントを決め笑顔を見せる猪瀬(左)と髙田(右)(撮影・東海圭起)

関東学生トーナメント本戦(春関)が5月4日、有明テニスの森公園にて行われた。男子ダブルス小高拓海(市4)・三角理旺(商4)ペアと、女子ダブルス山田梨香子(心4)・穴田琴音(歴3)ペア、猪瀬瑞希(英4)・髙田晴菜(社2)ペアがベスト16入りとなった。
結果は以下の通り。

◆男子ダブルス3回戦
●小高拓海・三角理旺 1(7-6(3),5-7,8-10)2 〇高悠亜・小泉煕毅(日大)

◆女子ダブルス3回戦
●山田梨香子・穴田琴音 1(2-6,7-5,7-10)2 〇大坪花・星野桃花(東京国際大)
●猪瀬瑞希・髙田晴菜 1(6-3,1-6,4-10)2 〇星野遥香・石川和奏(東京国際大)

◆男子ダブルス3回戦

小高・三角ペアは日大ペアと対決。第1セットからもつれる試合運びとなる。最後はサービスエースを奪いブレイクに成功。
第2セットも12ゲームまで持ち込まれる。三角の狙いすました、ライン上へのストロークが決まるなど、勢いを見せたが、調子を取り戻しはじめた相手にポイントを奪われ、第3セットへ。
第3セットはいきなり4ポイントと奪われ、追う展開となる。三角の絶妙なスマッシュが決まるなど、8-9まで追いつくが、惜敗を喫した。

◆女子ダブルス3回戦

山田・穴田ペアは、第1セットを取られ、追い込まれるも、第2セット、12ゲームはストレートで勝利するなど、調子を上げていく。しかし、力及ばず勝利とはならなかった。

猪瀬・髙田ペアも第3セットまでもつれる展開。第3セットはラインをオーバーする場面も見られ、ミスが響き惜しくも敗戦となった。

◆江口淳一監督

――3試合を振り返って
「勝てる試合だったと思う。やっぱりレベルが高い。上位校の力を見せつけられた。小高たちも内容は悪くなかったが、終始相手に先行されていたのでもったいない。女子は東京国際大に二つとも負けてしまった。絶対に負けたくない。反省してリーグに向けて頑張る」

――インカレにつながる今大会だが、今後に期待することは
「4年生もこのような大きな大会の雰囲気は初めて。応援もすごいし、みんなが全力でサポートしている。これがテニス。リーグに向けて、この雰囲気で戦えるチームにしていかなければならないと思う。そこに向けて取り組むだけ」

◆小高拓海(市4)・三角理旺(商4)ペア

――今日も前方で攻めるプレーが見られた
小高「前半自分たちの得意の前二人の形に持っていけなかった。後半相談して前のほうに、どうにか持っていくことをやっていって、それが形にはまってきたが、自分が相手の力強い球に押されてしまった。そこで流れが変わってしまうことが多かった。自分がもっと抑えに行けていれば勝ちにつながったと思う」

――第3セットは最初、得点を重ねられたが
小高「目の前の一本に集中して一個ずつ重ねていくことだけを考えていた」
三角「セカンドセットから(相手の)勢いがすごかった。耐える時間だと思っていた」

――第2セットがつらかったか
「いつも最初にリードして、自分たちのサーブを取ったら話せるのにという場面で取れなかった。ちょっと焦りがあった」

――前日勝ったことでインカレのコンソレーションにつながったが、意気込みは
三角「1回勝てば決まる。気合と勢いで勝ちます」
小高「二人でやることを徹底して、気合で勝つしかない」

山田梨香子(心4)・穴田琴音(歴3)ペア

――今日の調子は
穴田「シングルスのときにけがをしてしまったが、商はコンディションがよかった。序盤に自分たちから強気にいけなかった。そのまま相手に押された感じがあった。自分のケガの分梨香子さん(山田)がカバーしてくれて、セカンドセットは取れた」
山田「昨日より自分が自信のあるプレーができなかった。逆にいえば、いつもやらないことを思い切ってトライする展開ができた」

――相手の印象は
穴田「同じ2部で強い相手ということはわかっていた。今回のチャレンジャー精神でいった。相手の方がしっかりやってきた」

――よかったところは
山田「みんな応援しに来てくれて、ファーストゲームとられて、結構追い込まれた状況だったが、応援の力を自分たちの力に変えて、みんなで戦っている気持ちで戦えた。チームとしてもよかったと思う」

――インカレに向けて
穴田「去年のインカレは本戦の1回戦で負けてしまった。今回は梨香子さんと組むのが最後になってしまうので、優勝目指して頑張ろうと思う」
山田「簡単にはいかない状況が続くと思うが、堂々とプレーして二人で勝ちを持っていきたい」

猪瀬瑞希(英4)・髙田晴菜(社2)ペア

――今日の調子は
猪瀬「1試合前に同士討ちをやっていたので、調子は悪くなかった。気持ち的にも勝ってきていたので、気持ちは高めでいけた」
高田「昨日相手にリードされた展開で終わってしまい、どうなるんだろうと不安もあったが、結果は勝てたので、次も頑張ろうと高い気持ちで臨めた」

――相手の印象は
猪瀬「新進テニスで一度当たっていたので、ある程度はわかっていた。常に攻めの姿勢でくる相手。ファーストは自分たちのペースでいけたが、そのあと押し返されて、焦った」

――よかったところ、印象に残ったプレー
髙田「新進テニスのときは、引いてしまった部分があったのであまりだったが、今回は二人でどんどんやっていこうというプラスの気持ちでプレーできたので、そこはよかったと思う」

――インカレに向けて
猪瀬「ダブルスでインカレ本戦に出るのが初めて。楽しみな気持ち。期間があるので、レベルを上げて挑みたいと思う」
髙田「今回の試合で課題が見つかったインカレまでに改善していけるようにしたい。先輩(猪瀬)が最後のインカレということもあるので、少しでも先輩の力になれるようにがんばりたい」

(執筆者:東海圭起)

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