硬式テニス部

DATE:2024.09.05硬式テニス部

粘りのプレー光り2連勝 勝負は最終戦へ!

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ボールを打ち返す小松(撮影・大庭瑠晟)
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ガッツポーズする田村

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力強く打つ横田
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ダブルスで活躍した白石

9月5日に駒大玉川キャンパスで関東学生テニスリーグ(女子第60回)第4戦が行われた。駒大はダブルス1勝とシングルス3勝で専大に勝利し2連勝となった。

◆トータル
☆駒大 4-3 専大

◆ダブルス
D1
●穴田琴音・宮本雪風 1(7-5,6-7,7-10)2 ○滝沢萌夏・小倉ひなた
D2
○横田真央・白石真里名 2(4-6,7-6,10-7) ●鈴木梨子・五十嵐萌々

◆シングルス
S1
●宮本雪凪 0(7-6,ret)2 ○滝沢萌夏
S2
○田村瑞姫 2(7-6,3-6,6-1) ●岡本瑠南
S3
○穴田琴音 2(6-1,6-3)0 ●福原麻尋
S4
●辻内未海 1(4-6,6-1,3-6) ○小倉ひなた
S5
○小松由茉 2(6-4,6-4)0 ●下原茉莉佳

◆戦評

ダブルスD2の白石真里名(営2)・横田真央(社2)ペアは、第1セットを接戦の末落としてしまう。反撃に出たい第2セットは、ラリー戦が繰り広げられるが、横田の力強いストロークや白石の正確なショットでポイントを奪っていき、6-6のタイブレークまでもつれるも第2セットをとる。迎えたファイナルタイブレークもラリー戦が、展開されるも相手のペースに飲まれることなく勝利する。シングルスでは、S5の小松由茉(国2)が今年のリーグ戦初出場を果たす。第1セットは、3ゲーム目まで相手のペースに飲まれ連続で落としてしまうが、4ゲーム目を取るとそこからは正確なショットや力強いストロークでが決まり第1セットを奪う。第2セットも終始圧倒していたが、途中アクシデントなどで相手に押される展開が、続くもボールに食らいつき第2セットも奪い嬉しい初勝利となった。S2の田村瑞姫(国4)は、第1セットから6-6とタイブレークまでもつれるが、粘り強いプレーで第1セットを先取する。第2セットは落とすが、第3セットで再び力強いプレーで相手を圧倒し勝利する。S3の穴田琴音(歴4)は、第1セットを圧倒的な強さで取ると、第2セットも中盤苦しい展開がおとずれるが、終盤再び流れをつかみ2-0のストレート勝利をおさめた。
次戦は9月8日に東国大戦が東国大川越第2キャンパスで行われる。

◆インタビュー

◆江口淳一監督(62)

ーー対戦相手の印象は
「去年も専大とは、競っていたので弱くないことは分かっていたし、今回のリーグ戦で専大は出だしがよかったので警戒していたが、ホームでの対戦ということで助けられたところはあった」

ーー選手のプレーを振り返って
「チーム事情で初めて起用した小松が、いい展開でプレーをしてくれたが、最後体力がきてしまったのはもったいなかったが頑張ってくれた。ダブルスは、2-0にすることができそうだったのを1-1にしてしまったのはもったいなかった」

ーーチームの雰囲気は
「3戦目が終わった時点で、少し弱気になりウジウジしていたらしいが、今日も勝てたことで次の勝利に向けてチーム一丸となってやってくれると思う」

ーー最終戦に向けて
「東国大に勝って、入替戦に進みたい」

◆穴田琴音(歴4)

ーー対戦相手の印象は
「一度も対戦をしたことがなく、スピンのかかったボールを打ってくるという情報だけだったので、最初は様子を見ながらプレーしていたが、やっていくうちにやりやすかったと感じた」

ーープレーを振り返って
「ダブルスは調子自体はよかったが、第2セットのタイブレークや、ファイナルセットで相手の流れに持ってかれた感じがして、取り切ることができなかった。シングルスも調子はよく、最後まで自分のプレーをすることができた」

ーーチームの雰囲気は
「結構新しく試合出場する選手もいるなかで、チーム全体で盛り上がってできていると感じる。次の東国大は、強敵なので雰囲気を壊すことなく、自分もいいプレーができるように頑張りたい」

ーー最終戦の意気込み
「ダブルスで負けているのが、大きいと思うので、まずダブルスで勝ち切りたい。シングルスは、今日のプレーはよかったと思うので、今日のようなプレーをして勝ち切りたい」

◆小松由茉(国2)

ーー対戦相手の印象は
「以前対戦をしたことある相手だったので、どんなプレースタイルかはわかっていた」

ーープレーを振り返って
「初めてのリーグ戦だったので、最初はすごく緊張した。苦しい場面もあったが、自分のテニスを貫き通すことができた」

ーーどんな準備をここまでしてきたか
「部員が少ないなかで、監督からは『急にメンバーと言われても出れるような準備をしといて』と言われていた。リーグ期間中は、常に試合を意識しながらいつ試合に出ても戦えるように準備してきた」

ーー最終戦に向けて
「このメンバーで戦えるのは、残りわずかで次の試合が大切になってくるので、メンバーでもサポートでどちらでも全力を出して勝利に貢献できるよう頑張りたい」

執筆者:大庭瑠晟

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