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感染症について

感染症について

大学は集団生活の場であるため、感染拡大を防ぐことが重要です。学校保健安全法に定められた「感染症」(表1)に罹患した場合、キャンパス内での感染蔓延を防ぐために出席停止期間を定めています。「感染症 報告フォーム」で保健管理センターに連絡の上、感染の危険がなくなるまで自宅療養してください。治癒後【「感染症」の治癒証明書】(大学所定様式、下記ダウンロード)を医師に記入してもらい、提出してください。(欠席の取り扱いについては、「授業の欠席」を参照してください。)
また、感染症は予防が重要です。手洗い、うがい、マスクの着用、食品の衛生管理、規則正しい生活習慣、予防接種など日頃から感染症対策をしましょう。麻しん風しんワクチンの追加接種(乳幼児期も含めて2回目の接種)がお済みでない学生は、入学前に追加接種(任意接種)を受けておくことを是非お勧めします。

表1.学校感染症の種別と病名 (2024年5月29日現在)
第一種 エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘瘡、南米出血熱、ペスト、マールブルグ熱、ラッサ熱、ポリオ、ジフテリア、重症急性呼吸器症候群、中東呼吸器症候群、特定鳥インフルエンザ、(新型インフルエンザ等感染症)
第二種 インフルエンザ(特定鳥インフルエンザを除く)、百日咳、麻疹(はしか)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、風疹(三日はしか)、水痘(みずぼうそう)、咽頭結膜熱(プール熱)、結核、髄膜炎菌性髄膜炎、新型コロナウイルス感染症
第三種 コレラ、細菌性赤痢、腸管出血性大腸菌感染症、腸チフス、パラチフス、流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎、その他の感染症

【感染症と診断されたら】

1.「感染症 報告フォーム」で保健管理センターに連絡してください。
2.授業支援システム(WebClass)を通して授業の担当教員へ報告してください。
3.上掲【「感染症」の治癒証明書】を印刷し、医療機関に記入を依頼してください。
4.治癒後、【「感染症」の治癒証明書】を保健管理センター窓口へ提出してください。
5.保健管理センター確認印を押印された【「感染症」の治癒証明書】をWebClass等を通して担当教員へ送信してください。

【感染症 報告フォーム】

https://forms.gle/f3vg7FkUNUwdiML66

【「感染症」の治癒証明書】は、こちらからダウンロードできます。

「感染症」の治癒証明書(28.3KB)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について

令和5年3月31日をもちまして、「新型コロナウイルス感染症情報提供書」の発行は終了いたしました。
感染症法上の5類感染症への移行に伴い、学校保健安全法上の「第2種」と同じ取り扱いとなります。

新型コロナウイルス感染症Q&A(厚生労働省HP「新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について」より抜粋)

Q

A

新型コロナウイルス感染症は、他の人に移すリスクはどれくらいありますか

個人差がありますが、発症2日前から発症後7~10日間は感染性のウイルスを排出しているといわれています。発症後3日間は感染性のウイルスの平均的な排出量が非常に多く、5日間経過後は大きく減少することから、特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことに注意してください。

濃厚接触者の取り扱いはどのようになりますか

令和5年5月8日以降は、5類感染症に移行することから一般に保健所から新型コロナ患者の「濃厚接触者」として特定されることはありません。また、「濃厚接触者」として法律に基づく外出自粛は求められません。

家族が新型コロナウイルスにかかったらどうしたらよいですか

可能であれば部屋を分け、感染されたご家族の世話はできるだけ限られた方で行うなどに注意してください。その上で、外出する場合は、新型コロナにかかった方の発症日を0日として、特に5日間はご自身の体調に注意してください。

対面授業の配慮について

令和5年7月22日をもちまして、「授業配慮申請書」の発行は終了いたしました。

何らかの理由により欠席等の連絡を各教科の教員へ自分で伝えることが困難な場合や、教員に周知しておいてほしい疾患や障がい等がある場合は、保健管理センターへご相談ください。

ノロウイルスについて

1. ノロウイルスとは

食中毒の原因ウイルス(小型球形ウイルス)に国際ウイルス学会が2002年に命名
感染源:二枚貝(生牡蠣など)
感染者の排泄物(嘔吐物・飛沫・糞便:感染者の腸管内で増殖)に大量に含まれている。
人の手指・調理器具などを介してサラダ・サンドイッチなどから感染。
少量(10個~100個)の摂取で感染。
酸(胃酸)に強く、乾燥にも強いので、二次感染も十分に起こりうる。

2. 主症状

潜在期間:24~48時間
吐気・嘔吐・下痢(水様便)・腹痛・発熱。
(感染しても発症に至らない場合もあり得る。)

3. 次亜塩素酸ナトリウム(ハイター®など)やグルタラールが有効

(アルコールでは効果が不十分)
手洗いの励行(ドアノブや電気のスイッチなどからの感染もあり得る。)
汚物処理:ビニール手袋、マスク等を着用。

感染症に関する情報(リンク)

国立感染症研究所 感染症情報センター
厚生労働省 感染症情報
東京都感染症情報センター
海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)

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