学生生活・就職Campus life

支援プロジェクト(2023)

基本的な感染対策を行いながら、キャンパスは賑わいを取り戻しています。
一方で、物価高が大きな問題となってきており、駒澤大学は引き続き学生たちへの直接的支援を継続いたします。

4月~6月 生理用品支援(前年度より継続配布・小規模開催)
5月 食料品支援(中規模開催)
7月 食料品支援
11月 生理を理解しようとするセミナー

各回の詳細は、以下をご覧ください。

5月 食料品支援(中規模開催)

東京都コロナ療養者向け食品の配布
1回目:5月17日(水)~18日(木) 約10,000食配付
2回目:5月25日(木)、26日(金)、29日(月) 約20,000食配付

東京都が新型コロナウイルス自宅療養者への食料品宅配支援を終了したことに伴って生じた残余の食料品に対して、駒澤大学への無償提供を依頼しました。
学生支援とフードロス防止を目的として、約30,000点の食料品を延べ2,649名の学生に配付しました。

参加学生からのメッセージ

  • 食品ロスを防ぐことができて、学生の支援にもなるこの取り組みはとても素晴らしいと思いました。独り暮らしなので、とても助かりました。
  • フードロスは、僕たちが意識的な取り組みを行っているとはいえない問題なので、いい取り組みだと思います。
  • 苦学生なので食料支援は非常にありがたいです。支援に関わってくださった方々には感謝しかないです。
  • 物価高騰の中、普段は食べることを諦めていたお菓子やジュースなどを頂けたことで心に余裕が持てました。

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7月 食料品支援・第五弾

7月19日(水)~21日(金)@記念講堂 70,000食超を配付

タイムラプス動画「会場設営開始~撤収」(3000倍速)

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駒澤大学による簡単なアンケート調査では93%もの学生が物価上昇の影響を感じており、大学では引き続き直接的支援を行いました。
70,000食を超える食品を、3,438名の学生に無償配付しました。
実施には補助金や寄付金を活用したほか、多数の企業・団体様から無償あるいは特別価格での商品提供をいただきました。
さらに、学内外の個人の方からもAmazonほしい物リストを経由した現物寄付を頂戴しました。

また、今回のプロジェクトはこれまでの取組みをさらに展開させ、「駒澤大学カラダスマイルプログラム」(学内横断的な健康栄養関連企画)の一つとして開催しました。
栄養士との相談や野菜摂取量測定などを行えるブースには約1,000名の学生が訪れ、自身の健康について学び考える機会となりました。

参加学生からのメッセージ

  • 物価上昇がつらかったのでとてもありがたかったです。浮いたお金で生物や野菜を買えています。
  • ひとり暮らしで野菜を食べるきっかけがなく、炭水化物ばっかり食べがちになっていたので、食生活を見直すきっかけになった。
  • 野菜不足に気づかされて、夏バテしやすい時期ですが意識的に野菜を摂ろうと思いました。
  • 協力企業や団体の皆様、不況の中、学生のためにご支援くださり、誠にありがとうございました。

※協力企業・団体

  • 大塚製薬株式会社
  • 世田谷区
  • 株式会社ニップン
  • 一般社団法人全国包装米飯協会
  • 有限会社ドリームズ・ファーム
  • テーブルマーク株式会社
  • たいまつ食品株式会社
  • 株式会社ギンビス
  • アイムライズ株式会社
  • 平和食品工業株式会社
  • 株式会社StockBase
  • 株式会社大賀商店
  • 吉良食品株式会社
  • カゴメ株式会社

11月 生理を理解しようとするセミナー

11月6日(月)10:40~11:40
講師:松本純子先生(駒澤大学学校医)

生理についての理解を深めるためのセミナーを実施しました。
これまでの生理用品支援プロジェクトの活動を通じて、生理に関しては、経済的困窮のみならず「周囲からの無理解」といった課題が大きいことが認識されました。
学生からも「男性にももっと生理について知ってほしい」という具体的な声があったことから、生理用品支援プロジェクトを発展させる形でセミナーを開催しました。
学校医の松本純子医師から、多くのデータや調査結果を用いた月経周期・ホルモン変化・病気・対処方法・関連制度などについての詳細解説がなされ、
参加した約30名の学生および教職員は、自身や身近なひとを思い浮かべながら熱心に話を聞いていました。

参加者の感想

  • 大学でこうした取り組みがあることは励みになる
  • 婦人科に行ったことはないが、いつか行こうと感じた
  • 低用量ピルについて今後調べていきたい
  • 少しでも生きやすい世の中づくりに微力ながらも貢献したいと思った
  • タイトルや男性も参加できる点、生理をタブーとしない先進的な企画だと感じた
  • 今回を契機として、女性(あるいは男性)の体やジェンダーギャップについて考える機会を増やしてほしい

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